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海外在住でパスポート紛失 その対策

今晩は。やってしまいました。海外でのパスポートの紛失。タイ在住で香港でのパスポート紛失であり、色々な問題発生。絶対に体験したくない事態ですが万が一の場合は参考にして下さい。

まず、パスポートが無ければその国を出国できません。出国するためには2つの方法があります。

1.その国でパスポートの再発行をしてもらう(日本、他第3国に行けます)

2.その国で帰国のための渡航書を発行してもらう(日本にのみ行けます)

どちらの場合もその国の大使館、(総)領事館で行います。

どちらを選ぶか?ケースバイケース、ご当人の状況次第ですが、単なる日本からの旅行であればまず間違いなく1の渡航書発行が良いでしょう。当日発行も可能。大使館に午前中に行けば夕方の便、午後に行っても夜便には間に合うでしょう。必要なものは①該当国警察の紛失証明書(Police Report)、②帰国便のチケット、③写真2枚(縦4.5☓横3.5mm)。一般旅券紛失申請書、渡航書発給申請書は大使館でもらえます。写真2枚はこの申請書に使います。日本国籍確認書類が必要になる場合があるようですが、私の場合、香港では要求されませんでした。戸籍と同一場所の住所記載のある運転免許証があればベストでしょう。

2の場合は最短4稼働日かかります。一番の問題は申請に戸籍謄(抄)本の原本が必要であること。普通持ち歩いていないですよね。ということで、日本から取り寄せる必要があります。今回の私の場合、ファックスなどで申請は受け付けてくれて、発給までに国際宅急便などで発給までに原本が届いていれば良いといことでしたので、最短4日間での発給が可能でした。必要書類は①~③は同じです。

なお、日本に帰国してパスポートを再発行した場合は最短6稼働日必要です。特別な事情があろうとも一般市民の要求レベルでは短くなっても5.5日です(前日の午後3時に発給)。日本に帰る必要がない海外在住者であれば紛失した国でパスポートを再発行してもらった方が早いという訳です。

結局、私の場合は渡航書で日本に帰りました。戸籍謄本の入手が厄介だったからです。本籍が東京あるのですが、両親は既に他界しており、緊急にそんな面倒な要件を頼める人がいなかったからです。

まとめです。海外でパスポートを無くした場合、まずすること。

①血眼になって探す!(大使館で旅券紛失届出を出したら後でパスポートが見つかっても無効です)

②現地警察に行って紛失証明書(Police Report)を発行してもらう。その後、若しくは並行して大使館に連絡する(まずは電話ででも相談することをお勧めします)。

本日時点タイに戻りこのブログを書いています。日本でのパスポート取得も結構面倒でした。ここでも現地でのPolice Reportなど様々な書類を求められました。なお、渡航書やPolice Rportは帰国時の両国でのImmigrationで回収されることはありませんでした。在住国でのビザ再発行などにも必要になるので最後まで持っていて下さいね。現在タイのビザ再発行中です。その際、タイの大使館からのレターが必要ということで初めて在タイ日本大使館に行ってきました。タイでパスポートを無くした方への案内書がありましたので写メしました。

passport note

最後に、パスポート紛失という最悪の事故を起こした反省。

相当に注意をしていました。失くすはずがなく、今でもどういうことか分かりません。唯一の反省は普段使っているカバンではなく、紛失対応として不必要なものを持って行かないために、小さいカバンを持って行ったということ。通常パスポートを保管している場所では無いということです。ということでパスポートの常時保管場所を作るということ。またカバンを変更しても対応できるということ。要はしっかりとしたパスポートカバーなどをカバンなどに括り付けるのが一番だと思います。はい、早速買いました。

passport

あと、いずれにしても戸籍は誰か親戚など助けてくれる人が居る場所に置いておくのが一番ですね。海外に行く、海外に住むとなるとたまにあるんですよね。急に戸籍謄本が必要になる場合って。ということで、私も東京から戸籍を移します。現在の戸籍謄本と申請書を新たに戸籍を置きたい場所の役所に持って行くだけで簡単に移動できるようですね。場所自体はどこでもいいみたいです。皇居の住所に戸籍を持っている人は相当いるみたいですよ。

では。この記事が役に立つような事態が皆様に起こらないことを祈っています。

最後に、香港警察沙田署の外観です。。。とほほほ。

shatin police



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