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業者サポート無しで香港HSBC口座を開設しました

今晩は。山下です。

香港のHSBC口座開設。流行りですね~。開設のための業者さんも結構いらっしゃいますね~。

今回私は次の条件で開設にトライしました。様々な困難に直面し、結果全てを完了するまでに3か月以上かかってしまいました。これから口座を開こうとしている方々の参考になればと思います。

1.業者サポート一切無し。完全に個人でのご来店。

2.海外在住。現在タイに住んでいます。

2015年12月末、香港訪問。バンコクから金曜日の夜行便に乗って土曜日の朝香港に着きました。ホテルに行きましたが朝早過ぎてチェックイン出来ず、その足でHSCBへ。ネットではOcean Centreが日本人にはお勧めとのことでしたが、とりあえず構わず最寄りのWhampoa Garden支店に。入口に居る係のおじさんに新規口座開設を伝えると奥に通され待つように言われる。おっ、これは問題無いかも。待つこと少々、若い行員が対応してくれることに。準備してきましたよ。必要なものは①パスポートと②住所が証明できるもの(私は住所の記載してあるバンコク銀行の証明書)。準備確認のためにHSBCウェブサイトからダウンロードしたAdvance口座申込書にほぼ全部記入済み。新人さんらしく、また風邪をひいているらしく鼻をズルズルさせながら、内容を時間をかけて確認しています。途中ボスが入って来てボソボソ話をしたり。ボスが仕事の邪魔をするんだなどと愚痴を聞きながら。。。Investment Accountも開きたいことを告げ投資姿勢に対する質問。それを電話を通して録音するらしい。合計1時間ぐらいでしょうか、終わりました。最後に言われたのはタイ在住なのでリスト調査に2週間ぐらいかかる。承認されたら連絡するから、とのこと。え~っ、今すぐATMカードくれるんじゃないの~?タイ在住ということでマフィアやテロリストに関連する人物じゃないねという確認が必要なんだって。はいはい、私も新規取引のお客様にはやりますよね、そういう確認を。ATMカードのアクティベーションはメールで出来るということなので、そんなに急いでいる訳でもないし、ま~っいいか。

数日後その若いご担当者からメールが来た。会社の住所を教えてくれとのこと。実はバンコク銀行の住所は会社の住所になっており、その住所で登録。というかその住所しか証明するものがなく、、、。しょうがない、説明しました。登録した住所が会社の住所、自宅の住所はxxxですと。ご担当者様から分かったよという返信。あ~っ、良かった。12月24日、ご担当者から上に申請書上げたからとのメール。やっとかい。。。その後、度々催促したのですが、1月14日ご担当者様からメールが。誕生日教えて、とのメール。えっ、そんなの来店時に書いたじゃん。はいはい、いいですよ。誕生日ね。。。待つこと一か月弱。またメールが来た。会社の住所教えて、とのメール。おいおい、いい加減にしろよ。と言っても他に手もなく、住所を再度説明。

1月下旬再度香港訪問の機会があり、ご担当者様にご来店の連絡をするも返事無し。結局アポ無しで訪問するも、他の行員がまだ口座開設手続き中ということだけ。その後担当者から、まだ出来ていないとのメールが来た。知ってるよ。。。しかし時間かかり過ぎ。よっしゃ、いっちょOcean Centre支店に行ってみるか。同じく入口付近のお兄さんに新規口座開きたい旨を告げるとパスポートと住所証明するものあるかとの質問。パスポートはあるが住所証明は日本の免許しかないと答えると、英語表記の国際免許がなければダメ、とのこと。しょうがない。今の申請を待つ方がいいか。。。

HSBC Shatin

1月26日、口座が開設された旨の自動送信メールが来た。やった~。ようやく出来たか。なおご担当者様からも1月28日口座開設のメールが来た。おっせ~んだよ、ったく。。。でもこれからどうなるの?。。。ATMカードが郵送されるんだよね?待つこと一週間、何も起こらず、口座開設のメールに書いてあったカスタマーサービスに2月4日電話をしてみた。口座番号も何も分からず、ちょっと心配だったけど、結果はちょっと待てとのこと。海外在住なので郵送は2週間かかる。1か月して届かなければ紛失として再発行を処理するとのこと。。。おいおい今時航空便で2週間かかるかよ。それとも船便で送ってるんかい?と思いながら待つこと1週間、ATMカードのパスワードが郵送で届いた。んっ、カードは?と思いきや翌日カードが届いた。なになに、内容を読むとカードのアクティベーションは同封してあった受取確認書にサインをして返送するんだな。オッケーオッケー。早速郵便局に行き郵送を頼むと宅配システムだと2000バーツ。おいおい6千円以上かかるじゃね~か。普通のエアメールでいいよ。50バーツで済んだ。局員さんの話では2週間ぐらいかかるとのこと。そんなかかるかよ。

まっ、ATMカード無くてもいいか。インターネットバンキングがあるじゃない。早速ログイン、ってエラーです。早速カスタマーサービスに電話。説明ではATMカードがアクティベーション済むまでインターネットバンキングも出来ないとのこと。。。あっそ。ATMカードのアクティベーション完了のメールでも来るだろうと待ってみるがまだ来ない。まだ来ない。ということでインターネットのログインを試みること何回か、2月29日ようやく成功。やっぱり航空便って2週間かかるんだな~。

早速口座を見ると、、、入っている入ってる。事前にシンガポールから送金していた5千ドルが入金されていました。ATMカードがアクティブでなくとも口座自体は生きてるよというカスタマーサービスの言うことを信じて送金しておいたんだよね。あ~っ良かった。さてさて投資口座は、、、無い。口座開設にはSecurity Deviceが必要とのこと。例のヤツです。これはインターネットで申し込み。また2週間かかるんだろうな~。はい、やっぱり2週間かかりました。3月11日、郵送で届きました。さてさて投資口座オープン、って出来ない。ネットで投資口座開設できるのは香港在住の方のみとのこと。因みにWhampoa支店で頼んであったAdvanceのクレジットカード、これも無いですね。ネットで申し込めるけど、こうれも香港在住者のみ。

3月中旬、香港訪問。今回は定宿にとまらず、Shatinに宿泊。Shatin支店に行きました。この支店、大きいな。Whampoa支店よりOcean Centre支店より大きいな。ということで、まずは手元に用意していた米ドルをデポジット。1500ドル以上は0.25%の手数料がかかるとのこと。いいよいいよ、両替所の法外なレートを考えればましまし。終わって、Investment口座の開設、クレジットカードの申し込み、をしました。あ~っ、これで全て終了。今だクレジットカード待ちですが、そろそろ届くでしょう。2週間はかかりますから。。。

まとめ。

1.日本の住所が証明でき、即日ATMカード、インターネットバンキング開始ができるのであれば、サポート業者無しでもそんなに苦労無く口座開設できそう。必要なものはパスポートと国際免許証。

2.即日開設ができなければ様々なリスク発生。香港に度々行ける機会がない方、早急に口座開設が必要な方はやはり業者にサポートをお願いするのが無難。既述の困難に楽しんで立ち向かう覚悟がなければ結構しんどい。

3.エアメール普通便は2週間かかる(少なくともバンコクには)。急ぐのであればEMSなり宅配便を。翌日、翌々日には届くはず。

参考になったでしょうか。口座開設の苦労は勉強も含め大したことはなかったのですが、その過程で発生したパスポート紛失事件はきつかった。パスポート紛失対処方法につていは別途私の記事を読んで下さい。

では。



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